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サイズ選びやコーディネートのヒントに、ぜひご覧ください。
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「バイカラーのワンピース」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。
市場を見渡せば、安価で可愛らしく、どこか「若い」印象のものが多く出回っています。
けれど、古いヨーロッパの街並みを写す写真や、厳かな宗教衣装に目を向ければ、
そこにあるバイカラーを纏っているのは、人生を重ねた誇り高いご婦人たちだったりします。
「大人が着てこそ、美しいバイカラーがあるはずだ」
そんな確信から、このドレスの製作は始まりました。
□ 軽やかさよりも、確かな重厚感を
大人が着るバイカラーに必要なのは、素材の「説得力」です。
選んだのは、織りの光沢を抑えた、しっかりとした厚みのある綿素材。
手に取った瞬間、ずっしりとした重みを感じるはずです。
「重い服」は敬遠されがちですが、
この厚みがあるからこそ、身体のラインを拾いすぎず、
布が描くシルエットが崩れません。
実際に袖を通せば、その重みは肩に心地よく分散され、芯のある安心感へと変わります。
□ 顔を活かす、襟の「鋭さ」
服の顔である襟には、並々ならぬ執着を込めました。
バイカラーにおいて最も視線が集まるのは、色の切り替わる襟元です。
首が美しく見えるよう、詰まりすぎず開きすぎない、絶妙なカーブを設計しました。
そして、襟先はあえてシャープに尖らせています。
ここが丸く甘くなってしまうと、大人の顔はどこかぼんやりとしてしまう。
鋭い襟先が、着る人の表情をキリッと引き立てるのです。
□ 華奢さを演出する、計算された「太さ」
二の腕周りが気になるという声に応えるため、
バイカラーの切り替え位置を太めに、そして肘までの長さに設定しました。
この「白」の面積のバランスが、腕を驚くほど華奢に見せてくれます。
ウエストはたっぷりとギャザーを寄せました(あえてゴムは入れていません)。
共布のベルトでぎゅっと締めることで、シルエットにドラマチックな緩急が生まれます。
□ 最後に、ひとつだけ警告を
正直に言います。
このドレス、ウエストの切り替え部分でファスナーが非常に上げにくいです。
生地が重なる部分の厚みゆえの、避けては通れない「不便さ」です。
どうか、そこだけは気合を入れて、あるいは誰かの手を借りて、
ゆっくりと上げてください。
その手間を乗り越えた先に、
「バイカラーって、こんなに格好いいものだったんだ」という新しい発見が待っていることをお約束します。
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